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ビザスク開発ブログ

エンジニア集団「検索チーム」の生態に迫る!

最近弊社に登場した巨大テントとともに
検索チームの tanker です。

今回はビザスクの「検索チーム」の紹介です。

※ 約1年半前の「検索チーム」ができた当時のチーム紹介記事はこちら square.visasq.com

ビザスクってどういう会社?

ビジネス職の新卒向けのページですが、末尾にCEO 端羽が自身の言葉で説明している動画があるので見ていただけるとよくわかると思います。 (40分近くありますが・・前半だけでも) square.visasq.com

私が1点だけ強調したいことは ビザスクは「マッチングサービス」だけではなく「ナレッジプラットフォーム」を作ろうとしている点です。 言い換えると、「知見のない人でも知りたいことにすぐアクセスできるデータベース」を目指しています。

ビザスクにおける検索システムについて

「セルフマッチング形式のビザスクlite」で提供している社外向けの検索システムおよび「フルサポート形式のビザスク」で RM (リサーチマネージャ) という専任の担当者が利用する管理画面向けの検索システムを提供しており、ビジネス的にも重要な検索システムの開発と運用を検索チームがすべて担っています。

検索エンジンには、 Elasticsearch を使っており Elastic Cloud (GCP) 上で動かしています。

ビザスクの検索チームでしか味わえないこと

私が一番推したいポイントは、RMという検索に対して真摯に向き合っている方と検索のことについて全力で語り合えることです。

エンジニアが「それは実装が難しいんですよね」と言うと、エンジニアが言うなら諦めるか・・となりそうですが、RMの方は「それでもこの機能が必要なんだ」と納得するまで説明してくれるんです。

逆に、エンジニアがデータ整備の一環でカテゴリ階層の分類が必要になって人手が足りず困っていると、それが実現すれば検索の効率が上がるからと自ら手を挙げて協力してくれるんです。

検索チームのエンジニアが3人に対して、何十人もいるRMの方々が本当に頼りになります。 この辺りは、フルサポート開発チームの伊藤も書いているので併せて読んでほしいです。 square.visasq.com

RM の方が書いたリサーチ業務の魅力についての記事も是非どうぞ。 square.visasq.com

チームメンバーの紹介

ビザスク検索チームメンバー

検索の「スペシャリスト」加藤R

square.visasq.com

休日の過ごし方

  • 最近は、子供が産まれたので専ら育児です。余裕があるときは、本を読んだり、ちょっとコード書いたり、サウナに行ったりしています。

好きな本

  • 漫画だと色々ありますが、やっぱり一番は「宇宙兄弟」です。もはやバイブルみたいなもので定期的に読み返しています。福田さんがかっこいい。
  • 技術書だと、「検索システム -実務者のための開発改善ガイドブック」が圧倒的に好きです。最近LambdaNote様より上梓させていただいたのですが、いち読者として勉強になるとてもよい本です。完全に「知の高速道路」。表紙のペンギンがすごく可愛いですね。

ビザスクで初めて検索システムに触れた よこやま

tech.visasq.com

休日の過ごし方

  • ジムに行って筋トレや水泳、もしくはNetflixを見ていたら気がつけば夕方ということが多いです。最近は攻殻機動隊 SAC_2045のシーズン2を2回見ました。

好きな本

  • kindle unlimitedで適当に漁っていてたどり着いたオー・ヘンリーの短編集がとても良く、物理で本も買いました。あとはaudibleでSFを聞くことが多いです、三体やクララとお日様などもaudibleに来ていておすすめです。

今期からチームリーダとなった tanker

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休日の過ごし方

  • 家で Youtube 見ています。4割 VTuber 残りは色々なおじさんが旅行したり、ご飯食べたり、トラック運転したりしている動画を見ています。何事も甘いものとしょっぱいもののバランスが大事です。

好きな音楽

  • レア社のゲームが好きなのでそのBGMとか。最近は社内の人がおススメしていた「ラ・ラ・ランド」のサントラをよく聴いています。

検索チームが今取り組んでいること

知見というのはとても定性的なものです。

「自社サービスのシステムをAIで自動化したいけど、課題や可能性について知りたい」 という悩みに対してノウハウを持つ人を雇うというのも手ですが、やるかどうか確定していない段階でまずはさっくり話だけ聞きたいことがよくあります。 フルサポート形式のビザスクでは、RMが上記のような依頼に対して適切な知見を持ったアドバイザーを「探し出し」て提案します。

「自動化」で検索したら「マクロでExcelの自動化をした」人がヒットするかもしれません

「AI」で検索したら「某バーチャルユーチューバーの運営」をした人がヒットするかもしれません

「AI」を「人工知能」「機械学習」「ディープラーニング」と呼び変えたり、人工知能を扱う「企業」に検索範囲を広げたりしながら検索していきます。 場合によっては、キーワード検索に頼らずにアドバイザーを探すこともあります。

visasq.co.jp

フルサポート形式向けの検索システムでは、RMがいかに効率的に検索できるか、または自動的に候補者をサジェストできるかについて取り組んでいます。

また、セルフマッチング形式向けの検索システムでは、「探したい知見」と「登録された知見」のギャップがより大きいためそれを埋めるための支援に取り組んでいます。

今後の展望

目下の課題はデータ整備です。 プレーンテキストで入っているデータを構造化された情報に置換する。 アドバイザーの経歴登録システム担当チームと連携して検索しやすいデータを登録してもらう仕組みづくり。

そのほかにも企業データベースの充実やテキストマイニングといった文字列の部分一致に留まらない取り組みも進めていきます。 また、昨年加わった米国 Coleman 社がもつ海外アドバイザーのデータベースとの連携についても今後具体的に話が進んでいく予定です。