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ビザスク開発ブログ

草オブ・ザ・イヤーを開催して表彰した話

ビザスクでは Slack内の草が集まる #times-草原 というチャンネルがあります。

今回、このチャンネルに貢献した方々を表彰するために勝手に草オブ・ザ・イヤーを開催して表彰した話をします。

記事の性質上、生暖かく見守っていただければ幸いです。

#times-草原 について

#times-草原 はSlack内の草が集まるチャンネルです。

#times-草原の様子

実装には、Slackから提供されいてるReacji Channelerを利用しています。

slack.com

幸いにもビザスクではこのカルチャーが受け入れられ、社内の草が集まることでSlackでの雑談や内輪ネタが垣間見えるようになりました。

#times-草原ができてから半年ほどですが、2700以上の草が生えておりビザスクがいかに楽しく仕事をしているかが垣間見えます。

余談ですがこの文化は、前職からの持ち込みで当時アイデアを実現してくれたメンバーには大変感謝しております。

Slackの絵文字を用いた余興への憧れ

かねてより絵文字を用いた余興には憧れをもっており、何かやりたいと思っていました。

そうだ、草オブ・ザ・イヤーを開催しよう

そこで、草オブ・ザ・イヤーと題して余興をやることにしました。

まず賞については、次の3種に決めました。

  • Most 草 Follower(MKF): 最も草リアクションした人
  • Most 草 Message(MKM): 最も草が生えたメッセージ
  • Most 草 Person(MKP): 最も草リアクションされた人

それぞれ上位3組を表彰の対象とし、期間は #times-草原 を作った2024/6/21から現在までとしました。

期間について悩みましたが、全チャンネルの情報をエクスポートするセキュリティ上の懸念、APIから取得するのに必要な時間を考慮して今回は期間を絞ることにしました。

表彰についても少しこだわりたいと思い、最近リリースされた Google Vidsを利用することにしました。

workspace.google.com

実装のモチベーション

筆者は余興は全力で臨むタイプだったので草オブ・ザ・イヤーを実現したい気持ちだけでモチベーションは十分でした。

ただ、せっかくなので自分の学びになるといいなと思い、以下の制約を課して自分にバフを更にかけました。

  • Pythonに挑戦する(筆者はPython未経験)
  • Google Vidsに挑戦する
  • AIを使ってもよい
  • 数時間でリリースする(余興にそこまで時間を使えない)

業務で利用していくには未経験のPythonを使うのはそれなりに検証が必要ですが、今回は余興だしAPIを叩いて情報を取得するだけでちょうどよい課題でした。 Google Vidsについても使い所がなかなか思いつかなかったので、触ってみる良い機会と捉えました。

実装の全体像

不慣れな実装になるので、やりたいことを細かくスクリプトで分けていくことにしました。

  1. #times-草原 のメッセージを全部取得してjson形式でエクスポートする
  2. 1で取得したjsonをインポートしてreacji元のメッセージの情報を取得しjson形式でエクスポートする
  3. 2で取得したjsonを解析して、MKF・MKM・MKPの受賞者上位3名を算出

スクリプトはAIに依頼して出力してもらい、読んでざっくり理解しつつ実行して試行錯誤する。ということをしました。

はじめてのPythonの感触を掴むにはちょうどよかったです。

AIを使って実装したものの完璧に理解したとまでは今回至らなかったため、コードの公開は控えさせていただきます🙏

実装にあたり以下の記事を参考にしました。ありがとうございます。

Google Vidsで表彰動画を作る

テンプレートを使って簡単に動画を作成できます

Google VidsはGoogle Workspaceで利用できる動画作成サービスで、Google DocsGoogle Spreadsheetと同じようにGoogle Driveで管理ができます。 オンラインで共同編集できるiMovieという所感です。

テンプレートが提供されており、BGMやSE、画像のストックも既に用意されているので比較的誰でもすぐにそこそこのクオリティの動画を作れそうです。

Vidsで作成した動画の冒頭部分です。実際には壮大なBGMや音声が入っています

表彰する

Slackで表彰しました。

沢山反応をいただけて大満足でした。

雑談チャンネルで公開したときの様子

授賞式

AIで適当に作ったアイコンをトロフィーとして、受賞者に授与もしました。

個人的に 93円分のアマゾンギフトを贈呈しました。

授与式の様子

社内の反応

余興として楽しんでいただけたようで大変嬉しかったです。

表彰により更に草が生えるというエコシステムが実現できました

授賞したことを伝えてくださりました

所感と今後の展望

今回、余興に乗じてPythonGoogle Vidsを触れたので良い機会でした。

また、社内でも楽しんでいただけたようで年末の催し物としてもやって良かったです。

ただ、Most 草 Followerは Most 草 Contributorのほうが適切だったかもしれません。

今後は運用が属人化しないようにドキュメント・コードの整備をしつつビザスクのカルチャーの一部になっていければいいなと思います。

おわりに

ビザスクでは、同時期に年に一度の VISASQ Awardが開催されました。 草オブ・ザ・イヤーとは違い、今年活躍したメンバーやチームを表彰するビザスクにとって最も大きなイベントです。 VISASQ Awardは今年初参加でしたが、社員全員が一体となる素晴らしい会でした。

square.visasq.com

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