ビザスクでは Slack内の草が集まる #times-草原
というチャンネルがあります。
今回、このチャンネルに貢献した方々を表彰するために勝手に草オブ・ザ・イヤーを開催して表彰した話をします。
記事の性質上、生暖かく見守っていただければ幸いです。
- #times-草原 について
- Slackの絵文字を用いた余興への憧れ
- そうだ、草オブ・ザ・イヤーを開催しよう
- 実装のモチベーション
- 実装の全体像
- Google Vidsで表彰動画を作る
- 表彰する
- 授賞式
- 社内の反応
- 所感と今後の展望
- おわりに
#times-草原 について
#times-草原
はSlack内の草が集まるチャンネルです。
実装には、Slackから提供されいてるReacji Channelerを利用しています。
幸いにもビザスクではこのカルチャーが受け入れられ、社内の草が集まることでSlackでの雑談や内輪ネタが垣間見えるようになりました。
#times-草原
ができてから半年ほどですが、2700以上の草が生えておりビザスクがいかに楽しく仕事をしているかが垣間見えます。
余談ですがこの文化は、前職からの持ち込みで当時アイデアを実現してくれたメンバーには大変感謝しております。
Slackの絵文字を用いた余興への憧れ
かねてより絵文字を用いた余興には憧れをもっており、何かやりたいと思っていました。
7月に実施した全社キックオフの余興として、SmartHRのSlackで使われた絵文字のランキングを動くグラフにしてみました📊
— やましゅう (@yamashush) 2021年8月2日
絵文字って会社のカルチャーがめっちゃでますね🥰https://t.co/QYLNptK4e7 pic.twitter.com/CLaeu8ePWE
そうだ、草オブ・ザ・イヤーを開催しよう
そこで、草オブ・ザ・イヤーと題して余興をやることにしました。
まず賞については、次の3種に決めました。
- Most 草 Follower(MKF): 最も草リアクションした人
- Most 草 Message(MKM): 最も草が生えたメッセージ
- Most 草 Person(MKP): 最も草リアクションされた人
それぞれ上位3組を表彰の対象とし、期間は #times-草原
を作った2024/6/21から現在までとしました。
期間について悩みましたが、全チャンネルの情報をエクスポートするセキュリティ上の懸念、APIから取得するのに必要な時間を考慮して今回は期間を絞ることにしました。
表彰についても少しこだわりたいと思い、最近リリースされた Google Vidsを利用することにしました。
実装のモチベーション
筆者は余興は全力で臨むタイプだったので草オブ・ザ・イヤーを実現したい気持ちだけでモチベーションは十分でした。
ただ、せっかくなので自分の学びになるといいなと思い、以下の制約を課して自分にバフを更にかけました。
業務で利用していくには未経験のPythonを使うのはそれなりに検証が必要ですが、今回は余興だしAPIを叩いて情報を取得するだけでちょうどよい課題でした。 Google Vidsについても使い所がなかなか思いつかなかったので、触ってみる良い機会と捉えました。
実装の全体像
不慣れな実装になるので、やりたいことを細かくスクリプトで分けていくことにしました。
#times-草原
のメッセージを全部取得してjson形式でエクスポートする- 1で取得したjsonをインポートしてreacji元のメッセージの情報を取得しjson形式でエクスポートする
- 2で取得したjsonを解析して、MKF・MKM・MKPの受賞者上位3名を算出
スクリプトはAIに依頼して出力してもらい、読んでざっくり理解しつつ実行して試行錯誤する。ということをしました。
はじめてのPythonの感触を掴むにはちょうどよかったです。
AIを使って実装したものの完璧に理解したとまでは今回至らなかったため、コードの公開は控えさせていただきます🙏
実装にあたり以下の記事を参考にしました。ありがとうございます。
Google Vidsで表彰動画を作る
Google VidsはGoogle Workspaceで利用できる動画作成サービスで、Google DocsやGoogle Spreadsheetと同じようにGoogle Driveで管理ができます。 オンラインで共同編集できるiMovieという所感です。
テンプレートが提供されており、BGMやSE、画像のストックも既に用意されているので比較的誰でもすぐにそこそこのクオリティの動画を作れそうです。
表彰する
Slackで表彰しました。
沢山反応をいただけて大満足でした。
授賞式
AIで適当に作ったアイコンをトロフィーとして、受賞者に授与もしました。
個人的に 93円分のアマゾンギフトを贈呈しました。
社内の反応
余興として楽しんでいただけたようで大変嬉しかったです。
所感と今後の展望
今回、余興に乗じてPythonやGoogle Vidsを触れたので良い機会でした。
また、社内でも楽しんでいただけたようで年末の催し物としてもやって良かったです。
ただ、Most 草 Followerは Most 草 Contributorのほうが適切だったかもしれません。
今後は運用が属人化しないようにドキュメント・コードの整備をしつつビザスクのカルチャーの一部になっていければいいなと思います。
おわりに
ビザスクでは、同時期に年に一度の VISASQ Awardが開催されました。 草オブ・ザ・イヤーとは違い、今年活躍したメンバーやチームを表彰するビザスクにとって最も大きなイベントです。 VISASQ Awardは今年初参加でしたが、社員全員が一体となる素晴らしい会でした。
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