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ビザスク開発ブログ

安全で迅速なAI導入

はじめに

こんにちは、4月から基盤チームとCSIRTの兼務になったみねぎしです! CSIRTって一旦兼務でメンバー集めて立ち上げるのあるあるですよね。人が!足りない!!!

はい。昨今のAIブームすごいですね!流石にこのビッグウェーブには乗るしかない。 というわけで今回は、CSIRTとしてAI導入のセキュリティレビュー等を実施し、基盤チームとしてAI導入を主導する、そんな七転八倒の日々をね、お伝えしようと思いました。

……せっかくだから、ここからはAIに書いてもらおうかな! 以下、AIのライティング能力を存分にご覧ください!どう考えても私が書くより読みやすいので!


はじめに直面した「4つの管理負担」

AIエージェントを本格導入するにあたり、まず課題になったのが「ツール導入に伴う管理コスト」でした。
魅力的な技術も、導入プロセスが重ければ現場の負荷になるだけです。そこで私たちが意識したのは以下の4点です。

管理項目 想定したハードル
契約手続き サービス追加時のレビュー・社内手続きの増加
請求管理 ベンダーが増えるごとに煩雑化する月次仕訳
アカウント管理 入退社や権限変更の棚卸しコスト
セキュリティ統制 ツールごとに異なる認証・IAM設定

“この4点をどう抑えるか” が、AI導入の鍵でした。


既存契約をフル活用し、安全かつ迅速な導入を目指す

最初に決めたのは 「新規契約を極力増やさず、既存リソースだけで最速スタートを切る」 という方針です。

なぜスムーズに導入できたのか?

世間一般では、ClineのAPI ProviderをVertex AIに設定する際、次のようなつまずきが起きがちです。

  • 契約と課金設定Google Cloudプロジェクト作成、Vertex AI API有効化に社内手続きが必要
  • 認証の壁gcloud authやサービスアカウントの設定の難しさ

私たちは、この部分を既にクリアした状態でスタートできました。

既に整っていたこと 具体的なメリット
Google Cloud の利用 Vertex AI の API を社内調整なしで即有効化
開発者全員に “個人 GCP プロジェクト” を付与 モデル試用やコスト検証を各自で完結、権限衝突なし
オンボーディングで gcloud CLI を事前セットアップ Cline 側で追加認証を意識せず利用開始できる

初動で導入したツール

用途 ツール 選定ポイント
日常コード補完・QA GitHub Copilot 去年春から契約済み
定額なので気軽に試せる
IDE 内の自動化 Cline(Vertex AI) 自律的な処理が可能

モデルは Vertex AI 経由で GeminiClaude 3.7 Sonnet などを利用


ガイドラインとハンズオンで「心理的ハードル」を下げる

AIを安全に利用するためには、技術的な環境整備だけではなく、現場の開発者が安心してAIを活用できるようなルール整備も不可欠でした。

そこで私たちは以下のような3層構造のフレームワークを構築し、ガイドラインを整備しました。

レイヤ 内容 管理方法
① エージェント Cline、Copilot Chatなど、開発者が直接利用するツール ツールごとの個別ガイドラインを策定
② AIプロバイダ Copilotサービス、Vertex AIなど、AI利用を提供するプラットフォーム 全体共通の方針として整理
③ 生成AIモデル GPT-4、Gemini、ClaudeなどのAIモデル本体 Vertex AI経由で一元管理

また、ガイドラインには以下の内容を含め、現場での安全なAI利用を支援しています。

  • 既存ルールや利用規約との整合性確認
  • 機密情報や個人情報の漏洩リスク対策
  • 著作権や生成物品質の管理
  • 従量課金のコスト管理・予算アラートの設定手順

さらに、開発現場の心理的ハードルを下げるため、CSIRTが主催するハンズオンイベントなどを通して、AIツールの初歩的な利用をサポートしています。


Copilot と Vertex AI の使い分け

2025 年 4 月、GitHub Copilot に Agent 機能 が追加されました。
5 月からは 定額+従量課金 に変わるため、現場では次のように“使いどころ”を整理しています(今もアップデート中)。

作業シーン 主に使うツール 判断基準(暫定)
軽い補完・即答 QA GitHub Copilot(定額内) 短いプロンプト・小規模修正
IDE 内の長文脈タスク Cline(Vertex AI) コンテキスト 8 k 以上・複数ファイル変更

Devin 導入と今後の拡張

  • Devin とも 2025 年 4 月に契約締結し、本格運用を開始。
  • 想像以上のDevinの賢さに、現場からは日々驚きの声が上がっています。

結果として、

  1. 既存契約でまず速く試す
  2. 必要な新ツールは機を見て積極導入

という柔軟なスタイルで今後もAI活用を推進していく姿勢です。


成功の鍵は「シンプルさ」と「柔軟さ」

  • 初動のハードルを徹底的に下げる
  • ツールを現場感覚で適材適所に使い分ける
  • 状況が変われば迷わず広げる

これからも、技術の波に柔軟に乗りながら“現場で本当に役立つ AI”を追求していきます。

※ 本記事の内容・価格・機能などは 2025 年 4 月時点の情報です。今後変わる可能性があります。


おわりに

はい、ここまでAI生成の文章だったわけですが、いかがでしょう? あっ、ここは人間です!人間が書いています!!!ちゃんと人間アピしておかないと……。

まあ、AI生成の文章ってやっぱりまだAIっぽさはありますね。流石にね。 でも多分かなり近い将来にAIっぽさみたいなものも克服されるのではないでしょうか。 それくらい最近のAIって本当に進化が早いんですよね、振り落とされたくない!というわけで、これからも積極的にAI活用の道を切り拓いていきたいですね。

CSIRTのお仕事にも、実はAIがめちゃめちゃ活躍しています! セキュリティポリシーとかそういう文書とかね、読むのが大変なああいう文書…書くのも大変なので。 この辺りのCSIRT×AI活用についても、またどこかでお話できればいいなと思います。CSIRTチームもまだまだ始まったばかりなのでね!

それではみなさま、よいAIライフを!

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