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ビザスク開発ブログ

ビザスク×レバレジーズで技術勉強会を開催しました!

はじめに

ビザスクの DevHR を担当している千川とフルサポート開発エンジニアの下山です。

このたび 3/13 にレバレジーズ社と、設計をテーマに合同勉強会を開催しました。

また、レバレジーズ社の勤務体制が出社メインで、弊社ビザスクの勤務体制がフルリモートメインでしたためオフラインとオンラインのハイブリッド形式で実施いたしました。

この記事では、弊社のエンジニアの発表内容及び当日の様子を簡単にご紹介したいと思います。

発表内容

弊社からは、3人のメンバーが発表しました。

「クライアントポータルをリニューアルした話」

登壇者:山中(クライアント開発チーム)

ビザスクのプロダクトであるクライアントポータルをリニューアルした際に変更した技術と、その際のメリット・デメリットについて発表しました。

Vue2 から Nuxt3、自作の認証システムから Auth0 へ移行したことで、開発体験が向上したことがメリットとなり、一方で Nuxt3 に依存しすぎない開発や Auth0 の挙動の把握の難しさが課題となりました。

また、ライブラリのバージョンアップや仕様のドキュメントの更新など、今後の課題についても言及しました。

登壇者感想 今回始めて LT に登壇させていただきましたが一度やってみると次回以降 LT をに挑戦するハードルが下がった気がしており、これからも LT に挑戦していきたいと思っています。

「GAE から Cloud Run への移行」

登壇者:坂本(DPEチーム)

GAE の Standard Environment (for Python 2.7) がEOLを迎えることに伴う Cloud Run への移行と、サービスごとの Cloud Run の分割を同時に行ったプロジェクトについて発表しました。

移行と分割を同時に進めていくにあたり、Terraform の構成の再設計や各サービスごとに最適な移行のアプローチを取った工夫についても触れました。

一方で移行作業が想定より複雑になったことから、移行・分割の設計を同時に進めることのデメリットが大きかったと振り返り、インフラにおいても「小さく始める」ことが重要だという学びを共有しました。

登壇者感想 今回は以前外部の勉強会で発表した内容の更新版をお話させてもらいました。Project 道半ばと言う状態だったのでそれを完了した状態に更新する機会をもらうことが出来てよかったです。

ユースケース駆動開発を取り入れた設計の実践」

登壇者:藤井(フルサポート開発チーム)

あるプロジェクトにて、開発効率の向上を目的に API 定義書からコードの一部を自動生成するツールを作成した際に、ユースケース駆動開発を取り入れ設計を行った経験について発表しました。

ドメインモデル図・ユースケース図・ロバストネス図の作成を簡素に短い期間で行い、それを繰り返すことで図を拡張していく設計手法について説明しました。

これにより作成したいツールの全体像を把握した上で実装できる、各用語を洗い出すことで命名のブレが少なくなるというメリットがある点と、図の作成に慣れるという学習コストが課題となる点について取り上げました。

登壇者感想 最近実践した内容なので、良いタイミングで発表できました。今回発表した内容は、設計の触りのところですので、どこかでより詳細な設計について触れる発表ができたら良いと思いました。

レバレジーズ社の LT

レバレジーズ社は以下の登壇者、テーマで LT を実施いただきました。

当日の様子

 

勉強会が始まり緊張している運営と登壇者
ビザスクのサービス概要を説明する司会下山さん

参加したメンバーの声

  • 他社がどのような取り組みをしているかを知る貴重な機会でした。また機会があったらぜひ参加したいです!
  • いつかオフラインでもやりたいです!
  • 今回のクローズドな勉強会形式ですとフルオープンなイベントと違って質問・コメントしやすかったです。

合同で勉強会を実施したことにより新たな切り口での学びもあったようでした!

終わりに

今回は設計をテーマに合同勉強会を開催しましたが、設計に限らずテスト、開発生産性、バックエンド・フロントエンド問わず様々なテーマで合同勉強会を開催してくれる企業さまを募集中です。 宛先:ビザスクDevHR (hr_dev@visasq.com)千川宛にご連絡くださいませ。

株式会社ビザスクではエンジニア、デザイナーも幅広く募集中です。 もし今回の勉強会の発表を見てご興味を持っていただけたらぜひカジュアル面談からご応募ください。

開発/デザインチーム 職種一覧 / 株式会社ビザスク

2024/04/12追記 レバレジーズさんでも本イベントに関する記事を執筆していただいたようですのでよろしければこちらもご覧ください。

https://tech.leverages.jp/entry/2024/04/10/202647