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ビザスク開発ブログ

SREチームがまだ気づいていない気がついたらスクラムをやっている件

こんにちは! 2020年2月からSREチームにJoinしました木村です!
仕事をする上での座右の銘は「明日交通事故にあってもシステムと仕事を回せるようにすること」です。

さてJoinをして半年程経ちましたが、実は所属しているSREチームに謝らなくてはいけない事があって今回テックブログにて謝罪しようかと思っております。

それは.....

実は......

隠れスクラムを導入していたんです。。。。

そもそもですが隠れてスクラムを導入とかする気はなかったのですが、Joinしたての頃にチームメンバーを観察していると、差込タスクや運用で手一杯な状態で未来への投資が中々できない状態であり、またタスクやミッションが完全に個別に割り当てられる様な状態でいわゆる隣人が何をしているのかわからないという状況でした。(入社したての頃だったのでよくわからなかった。のかもしれませんが...)そこで共通の困っている事等の認識を共有するために週一回のKPTの導入を始めました。その後、コロナの影響でリモートとなり、自宅で仕事だけになっていると一日誰とも喋らないことがあったりして寂しいよね。って事でデイリーの夕会で今日のやったこと等の共有等を始めました。そんなリモート環境下で1ヶ月程経ったある日に自分は気づいたのです。

あれ?実は最低限なスクラムのイベントって既にやっているよね?

  • デイリースクラム => 夕会
  • レトロスペクティブ => KPT
  • スプリント計画 => 週一回チームで来週のやることを共有する会(これは入社した時からやっていました)

「Don’t just Do Agile, Be Agile」という言葉があるようにアジャイルを導入する。とかプロセスにフォーカスをするというのはアンチパターンだと思っていますが、それぞれ状況に応じて改善するために導入をしました。(自分から言いだしたものもあればそうでないものもあったりします)

この半年間の隠れスクラムで改善されたもの

KPTを導入してからTRYで実行してきたもの

隠れスクラムと言ってもそんなに綿密に計画したもの等ありません。KPTで共通的な課題やグルーピングの相関性、何回も出てくる類似キーワード等を観察してTRYしてきた。これだけです。と言葉で言うと簡単そうに聞こえますが、TRYができなかった。という形骸化は結構簡単になりがちでそれをチームが少しづつ改善してきた。というのは中々の変化なんじゃないかな?と思っています。
例えば

  • 前迄はMTGの時間が後ろに伸びがちだったのですが、今は大分MTGの時間がタイムボックス内に収まるようになった。
  • 色々な所からお仕事の依頼のメンションが飛んできて長期的なタスクが進まない。 => slackの問い合わせチャンネルを作成してノイズ量を削減してみたり、やり方を工夫しながら改善した結果、長期的なタスクに取り組みやすくなった。
  • 考慮不足で当初の見積もった工数よりも膨れやすい。 => 見積もりをしっかり取るようにして考慮不足が少しづつ減ってきた。

等など

来週のタスクを確認する会での改善点(スプリント計画)

  • 粒度の荒いタスクを分解する
  • 実績を記録する
  • チーム内で見積もりを指摘しあう

ここらへんは少しづつClickupをカスタマイズしたりしながら改善してきました。

銀の弾丸なんてないからフィードバックループを回しながら改善をしていく

すぐに問題が解決されることなんかありませんし、待っていても解決されないので自分達のできる範囲を増やしていく。フィードバックループの速度を徐々に上げてできる事を増やしていき、自己組織化されたチームを目指していく。
ただ愚直にこれをやり続けていく。これに尽きるんじゃないかな?と思っています。まだ改善するところは沢山ありますが(多分一生あると思うんですが)、いきなりダッシュしても疲れてしまうので走り過ぎず、走らな過ぎない。良い塩梅を目指していけたらな。なんて隠れスクラムマスターは思っています。(もう書いているので隠れスクラムマスターではないですが)

とこんな感じで一緒に改善をしたい!!方は

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ビザスクでは一緒に働くエンジニアさん積極採用中です。
時期的にビデオ通話での面談になると思うので、ビザスクにちょっとでも興味のある方はいつもより気軽にお話を聞きに来ることができるかなと思います。