
7月も半ばとなり、そろそろ外気温が体温を追い越す時期ですね。こんなに爆速で地球が温暖化するなんて聞いてないんですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
我々は非常にか弱い有機生命体ですので、暑さを感じたら躊躇わずエアコンをつけましょう。最近やってるゲームはデススト2です。あの……私実は公式トレーラーを見ずに始めてしまったので、非常にショックを受けたのですが……、信じて駆け抜ける形で大丈夫ですか?
さて、本日のお題は単純明快ですね。タイトルの通りです。
正直なところanthropicの公式開発者ガイドに全部書いてあるので、わざわざ書く必要があるのだろうか?という疑問はありますが、そんな事を言っていたらマイクラのサーバーを建てる話だって百万回されてきているのでね。n番煎じを恐れずいきます。
そもそもClaudeって何なのさ?
一応、基本の基本から書きましょうか。
まあ簡単に言うと「Claude」自体は、Anthropic社が開発したAIモデルです。
しかし単純に「Claude」と言ったときに、AIモデル自体を思い浮かべるか、それともチャットUIとして提供されているClaudeを思い浮かべるかは人によりますよね。
そしてこれから話をしようとしているのはClaude Codeですね。もうね、何?Claudeって何なのさ?
というわけで一旦、表に整理しましょう。
| いろんなClaude | 概要 | 利用形態/プラットフォーム | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 生成AIモデル「Claude」 | Anthropic社開発の基盤AIモデル。テキスト生成、要約、翻訳、質問応答、コード生成など多様な自然言語処理タスクを実行する。 以下の2つはこのClaudeというAIモデルを組み込んだアプリケーションである。 |
API (直接利用 or Vertex AI等経由) | AIとしての「頭脳」部分。様々なアプリケーションへの組み込みが可能である。 |
| AIチャット「Claude.ai」 | ブラウザやアプリで利用できるAIチャットインターフェース。Claudeモデルと手軽に対話可能である。 | ウェブサイト (claude.ai), アプリ | 無料プランと有料プラン(高性能モデル、追加機能)がある。一般ユーザー向け。 |
| コーディング支援ツール「Claude Code」 | ターミナル上で動作するエージェント型コーディングツール。自然言語でコード作成、編集、デバッグ等を支援する。 | ターミナル | 開発者向けに特化したコーディング支援機能を提供する。 |
簡単に言うと:
- 生成AIモデル「Claude」: AIとしての「頭脳」
- AIチャット「Claude.ai」: 「頭脳」と会話するためのウェブ/アプリインターフェース
- Claude Code: 開発者向けのターミナルベースのコーディング支援ツール
まるでIntelがCeleron搭載のPCをCeleronという名前で発売したかのようなネーミング、どうにかならなかったのかな…。
Claudeをどうやって使うか
さて、いろんなClaudeを整理したところで、生成AIモデル「Claude」の利用方法についておさらいしておきましょう。
基本的にはAnthropic社と直接契約してAPIを利用するのが正攻法です。
でもね、待って。個人の趣味ならともかく、会社で新しい企業と契約を結ぶってそれなりに大変じゃない?
ところで、会社にAWSまたはGoogle Cloudの契約…あったりしません?ちなみに当社はGoogle Cloudを利用しています!
Google CloudのVertex AIを通じてClaudeモデルを利用する場合、コストや権限などを使い慣れたUIで管理できるため、企業で使うにあたっては非常に安心かつ便利であるように感じました。技術検証のために少し触ってみたい、といったニーズにも応えやすいです。
Claude Code のインストール方法 (Mac OS / Zsh / Vertex AI利用)
はい、そんなわけで、当社では偶然にもGoogle Cloudを利用していたため、Vertex AIを通じてClaudeモデルを利用できる事がわかりました。
そして当初の目的であったClaude Codeですが、なんと!Vertex AIおよびAWS Bedrockでの利用が公式にサポートされています!すごい!!!
というわけで、以下にMac OS (Zshシェル) 環境で、Vertex AI 上の Claude モデルを利用して Claude Code をインストール・設定する手順をざっと書いておきました。
公式ガイドにも書いてあるので、最新の情報はそちらを参照してくださいね。
前提条件:
- Node.js と npm がインストール済みであること。
- Google Cloud SDK (
gcloud) がインストールされ、認証済みであること。(Vertex AI 利用のため) - 利用する Google Cloud プロジェクト (例:
your-gcp-project-id) で、Vertex AI API が有効であること。 - 上記プロジェクトの Vertex AI Model Garden で、Claude Sonnet 3.7 、 Claude Haiku 3.5 および Claude Codeで利用したいClaudeモデル を有効化してあること。
0. gcloudクレデンシャルの設定
前提条件にgcloud認証済みと書きましたが、もしまだの場合は以下のコマンドを実行します。
gcloud auth application-default login
1. Claude Code のインストール
ターミナルで以下のコマンドを実行し、Claude Code をグローバルにインストールする。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
2. Vertex AI 利用のための環境変数設定
Claude Code が Anthropic API の代わりに Vertex AI を利用するように、以下の環境変数を設定する。
以下のコマンド群をターミナルで実行する。これにより、設定が ~/.zshrc ファイルに追記され、source コマンドで即座に反映される。
echo "export CLAUDE_CODE_USE_VERTEX=1" >> ~/.zshrc # 現在(2025年6月時点)、Vertex AI 経由の Claude Code は us-east5 リージョンのみをサポートしている。 echo "export CLOUD_ML_REGION='us-east5'" >> ~/.zshrc # 自身の Google Cloud プロジェクト ID に置き換えること。 echo "export ANTHROPIC_VERTEX_PROJECT_ID='your-gcp-project-id'" >> ~/.zshrc source ~/.zshrc
3. Claude Codeを起動
claude
ここまででClaude Codeが無事に起動するはずです!多分!
あとは煮るなり焼くなり、好きに遊んでみるといいと思います。
公式ドキュメント
https://docs.anthropic.com/ja/docs/agents-and-tools/claude-code/overview#claude-code
おわりに
ちなみに、実はGenini CLIもVertex AIで利用できるんですよね。契約や課金が1本化できるのはとても便利で助かります。
当社ではClaude CodeもGemini CLIもお好みで利用可能にしているのですが、実際どっちが人気なんだろう。
さて、今回はClaudeとは何ぞやから始まり、Claude Codeを使い始めるまでの事についてお話しました!
また改めて、実際の利用についてのお話もできればいいなと思っています。
それではみなさま、よいAIライフを!
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