エンジニア採用広報担当のぐりこ ( @glico800 ) です。
前回の基本編に続き、今回も最近開発チームで試しに使っている Gather.town について、はじめて触るときに押さえておきたい基本操作をまとめてみました。
今回は「初級ビルド編」として、自席の周りの飾り付けや間違えて消してしまった Object の復元について解説したいと思います。
※今回はブラウザ版を前提に解説を進めるので、アプリ版をご利用の方は若干ボタンの位置などが違うかもしれません。予めご了承ください。
※本記事に書かれている内容は 2022/03/16 時点での仕様に基づいて書かれています。最新の情報は 公式ページ を参照してください。
2つのビルド方法
スペース内でのビルド
スペース内でのビルドでは、Object を自由に配置することができます。
こちらは Build 権限が不要なため、誰でもビルド可能。
ただし、スペース内ビルドでは Undo/Redo や後ほど紹介する重なり順の変更などの細かな操作ができない。
用途としては、ちょっとした飾り付けをするくらいに留めるのが良さそう。
Mapmakerを使ったビルド
Mapmaker を使ったビルドでは、Object 配置以外も含めたすべてのビルド操作をすることができます。別タブにて開く Mapmaker 上で操作する。
こちらは Build 権限が必要なため、事前に管理者に権限を付与してもらう必要がある。
スペース内ビルドを使ってみる
Step1 机の上を飾ってみる
配置したい Object を選択して、置きたい場所をクリックする。
一覧にない Object を配置したい場合は [Open object picker] から追加できる。
[Select] 後に Object を回転させることはできないので、必要な場合はここで回転しておく。
Step2 配置位置の調整
Object をグリッドに沿って配置したい場合は、Ctrl/⌘ キーを押しながら配置。
机などを整列させるときはこちらでやると微妙なズレが起きない。
Step3 Object を消してみる
Object を消したい場合は [Erase] → 消したいオブジェクトを選択する。
ここで間違って Object を消してしまった場合は Undo できず、下図の机のような他のObject より下に重なっている Object を消してしまった場合はスペース内ビルドでは簡単に戻せないので、Mapmaker を使った修正を推奨。
※一旦机の上に配置していたものをすべて削除して、最初から置き直すことで修正可能(ちょっと面倒くさい)
Mapmaker を使ってみる
Step1 間違えて消してしまった Object を復活させる
間違えて消してしまった Object と同じ Object がマップ上に残っている場合は、[Object] → [Select] → 複製したいオブジェクトをクリック → [Duplicate] で復元可能。
複製元がマップ上に残っていない場合は、右サイドバーの [Object details] タブにある Object 名を元に [Objects] タブ → [More Objects] より同じ Object を探してくる。
Step2 配置位置の調整
[Stamp] モードのとき、または [Select] → Zoom out した状態で Object を配置するときは、グリッドに沿って配置することができる。机などを整列させるときに便利。
逆に細かい位置調整をしたい場合は、[Select] → Zoom in した状態で配置変更する。([Stamp] モードはグリッドに沿った配置のみ)
Step3 重なり順の変更
[Select] → Object が重なっているマスをクリック → [List of objects] から重なり順を変えたい Object を選んでドラッグアンドドロップ。
Mapmaker 小ネタ
Undo / Redo
Undo / Redo の操作は他のツール同様 Ctrl/⌘ + Z と Ctrl/⌘ + Shift + Z でできるのですが、ブラウザ版だとうまく動作しないことが。そのときは左サイドバーにあるボタンから Undo / Redo できます。
特殊な Object の配置
[Bulletin (note)] などの一部の Object は[Object Interactions] を設定してからでないと [Select] ボタンが押せないことがあるので注意。
次回はイベント開催編
開発チーム全体で月イチ開催しているテックランチを試しに Gather.town 上でやってみたので、その時のレポートをお送りします。