VISASQ Dev Blog

ビザスク開発ブログ

中の実力を、外の認知へ。VISASQ Dev’s Fika オフサイトレポート

こんにちは!ビザスククライアント開発のBipulです。

現在、ビザスクの開発組織は地方在住のメンバーが何名か在籍しています。リモートでも仕事はスムーズに進みますが、私たちは「物理的な距離を超えた、チームのつながり」も大切にしています。

先日、日本全国からメンバーが渋谷に集まるオフサイトイベント「VISASQ Dev’s Fika」を開催しました。ただの会ではなく、自分たちの組織の価値をみんなで考え直した一日の様子をレポートします。

参加者集合写真

なぜ「Dev's Fika」を開催したのか

ビザスクの開発組織は、プロダクトの成長とともにメンバーが増え、役割も広がってきました。日々の開発は順調ですが、忙しい中では以下のような問いを考えるチャンスが少なくなっていました。

  • 「ビザスクの開発組織らしさ」とは何か?
  • 私たちが作っている価値は、正しく外に伝わっているか?

どれだけ「中の実力」があっても、それが言葉にされていなければ、外の人には伝わりません。新しい仲間を迎えるためにも、まずは自分たちの価値を言葉にすることが必要でした。「Dev's Fika」は、少したちとまって、対話し、整理するための「場」として企画されました。

1. 物理的な距離をゼロにする「リアル」の楽しさ

当日は、エンジニア、デザイナー、PdMが渋谷に集まりました。普段はSlackやGatherのアイコンで見ているメンバーと直接会うことができ、会場はスタート前からとても賑やかでした。

2. オフラインでも「テック」を活用

エンジニアのイベントらしく、いくつかのツールを使って進行を工夫しました。

  • ゲーム要素のある進行: グループ分けや発表の順番は、オンラインのルーレットで決定。
  • 生成AIの活用: プレゼン資料には、多くのメンバーがAIで作った画像を使っていました。この記事も、より分かりやすく伝えるためにAIのサポートを受けて執筆しました(笑)
  • リアルタイム・フィードバック: スクリーンに視聴者のコメントやリアクションが流れるシステムを導入し、リアルな会場にいながら、オンラインのような活発な反応を楽しむことができました。
    リアルタイムにリアクションの表示

3. ワークショップ:「ビザスク開発組織の​ブランディングについてグループ内で考える

メインイベントでは、8つのチームに分かれて「ビザスク開発組織のブランディングをテーマに話し合いました。自分たちの現状を客観的に分析し、「強み」と「課題」の両面から熱い議論が行われました。

私たちが再認識した「強み」

議論を通じて、ビザスクならではの魅力が多く語られました。

  • 「自律した個」と「フラットな対話」: 失敗を責めず学びとする文化、そして人格を否定しない誠実な議論の土壌。
  • ビジネスとの越境: 0→1の新規開発からグローバル展開まで、Bizサイドと同じ目線でプロダクトに向き合える環境。
  • 心理的安全性の高さ: 誰にでも相談しやすく、手厚くサポートし合える温かい雰囲気。

直面している「課題(弱み)」

一方で、ブランディングを妨げている要因についても率直な意見が出ました。

  • 圧倒的な認知度不足: 「中の実力は高いのに、外からは何をやっている組織か見えていない」という現状。
  • 発信のばらつき: 技術スタックの強みが尖りきっておらず、組織としてのプレゼンスがまだ弱い。
  • 属人化や情報の不透明さ: チーム間での情報共有や、ドキュメント文化のさらなる整備が必要。

未来へのアクションに向けたアイデア

ワークショップの後半では、課題をどう乗り越えていくかについて、現場のメンバーから多くの前向きなアイデアが提案されました。

  • 「個」の露出とスター育成: エンジニア一人ひとりが技術イベントやSNSで積極的に発信し、個性の彩りを見せていくのが良いのではないか、という意見。
  • 若手成長の聖地へ: AI時代でも技術力を磨き続けられる環境を言語化し、ジュニア・ミドル層が最速でシニアになれる場所として発信していく可能性。
  • グローバルと技術の融合: 海外プロダクトの知見を英語で発信するなど、ビザスクならではの独自性を強調していく試み。
  • 自由の制限をなくす: 技術的負債の解消や、新しい技術(AI等)の積極採用、研究開発への投資、などエンジニアより自由に挑戦できる環境をさらに加速させたい、という意見。

4. VISASQ Advent Calendar Award 2025

イベントの後半では、日頃のドキュメント作成や発信への感謝を込めて、「アドベントカレンダーアワード2025」の表彰式が行われました。

qiita.com

ビザスク初のアドベントカレンダーへの挑戦

アドベントカレンダーとは、12月1日からクリスマスまで毎日ブログ記事を投稿するエンジニア文化の恒例行事です。これまでビザスクでは、個人が他社のカレンダーに投稿することはあっても、組織としての公式なカレンダーは存在していませんでした。

その結果、Qiita(国内最大級のエンジニア向けプラットフォーム)上では「動いていない組織」に見えてしまうという残念なポイントがありました。

驚異的な成果とQiita社からの応援

この状況を変えるべくスタートした今回のプロジェクトは、嬉しいことに「Qiita社 企業のアドベントカレンダー応援プログラム」に当選!いただいたノベルティを景品として活用し、計5部門・11の賞を準備しました。

結果、以下のような驚くべき成果が得られました。

  • Active Accounts: 275% 増加(4名 → 11名)
  • Qiitaトレンド: 期間中の記事が トレンド2位を獲得!(6万回以上の閲覧、100以上のいいね)
  • 組織プレゼンス: フォロー数、いいね数、コントリビュート数など全ての指標が向上!

「知見を共有し、お互いを高め合う」という文化が、感謝の気持ちと共に形になった素晴らしい表彰式でした。

年末のアウトプットを会社のブランディングに繋げるという試みは、大きな成功を収めました。

5. 番外編:企画の裏側(運営委員会の奮闘)

今回のイベントを成功させるため、有志による「オフサイト委員会」が3ヶ月前から準備を進めてきました。

企画段階で最も議論したのは、あえてリアルで集まる目的です。単なるガス抜きではなく、チームビルディングや心理的安全性の向上、そしてオフラインならではの圧倒的な情報量を共有できる場にすることを目指しました。

準備のプロセスでは、メンバーに楽しんでもらうための細部へのこだわりを大切にしました。

  • 交流を最大化する設計: 普段話さないメンバー同士が話せるよう、ランチとメインイベントで2回の席替えを導入しました。アイスブレイクからグループ分けまで、イベント全体の流れをスムーズに進めるためのスケジュール設計が、実は運営にとって一番のこだわりであり、難問でもありました。
  • 「らしさ」を形にする: 「どの弁当ならみんなが喜ぶか?」という議論から、ロゴのデザインまでこだわりました。ロゴ制作にあたっては、事前に「開発組織のイメージ」を全メンバーにアンケートし、その結果をもとにデザイナーが素敵なロゴを制作してくれました。

Dev’s Fika 運営委員会
当日の設計図となったMiroボード

おわりに:自律した個が集まるフラットなチーム

単に集まって親睦を深めるだけでなく、自分たちの強みと課題を全員で言葉にしたことで、組織としてのアイデンティティを再認識する貴重な機会となりました。 私たちは、「自律した個が彩る、対話と挑戦に寛容なフラット・コミュニティ」です。

どんなに素晴らしい挑戦をしていても、発信しなければその価値は外には伝わりません。今回のイベントは、私たちが自分たちの実力に自信を持ち、それを社外へ届けていくための確かな一歩となりました。

ビザスクではエンジニアの仲間を募集しています! 少しでもビザスク開発組織にご興味を持たれた方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう! recruit.visasq.co.jp